素盞烏尊神社
(通称 浦江八坂神社)

御祭神 素盞烏尊(すさのおのみこと)



御祭神
素盞烏尊


古事記によると、スサノオノミコトは、伊邪那岐命の鼻によって成りました神であります。海原を治めよ、と仰せられましたのに、母神の坐す根の國に行きたいとむづかられ、追放をうけられましたが、祓えによりすがすがしい大神となられました。




御神徳


辛苦に堪え、怒り怨む心のなく、清く明るく正しき直き大神となられた神様です。
荒神とし、山の神、田の神、水の神とし、或は塞の神とし、古い信仰の権化として、日本民族の柱であります。
当神社では、殊に塞(さい)の神としての信仰がふかく、疫病を防ぐ・旅の安全・縁結び・子安神としてあがめられる等、除厄神として信仰されております。




御鎮座


当神社の由来は、詳ではありませんが、浦江村(現鷺洲及び大淀の一部)の鎮守として、足利時代には既に存在しました。
以前は、牛頭天王社とも、祇園社とも称されましたが、明治五年「素盞烏尊神社」と改称し村社に列せられました。
氏子の方々からは、「浦江の八坂さん」と親しまれています。




御神殿

明治9年建設・大正10年大改装  戦災により消失
昭和51年着工
昭和52年4月16日竣工・遷座祭を行う